最近食べ過ぎてるし太ってきたし運動しよう。そうだプール行こう。ということでプールへ。この時期は屋外プールが開いていて。ホットドッグが売っていて。買って食べる。うまい。あれ? 痩せようと思ってプール来たのにホットドッグを食べるとは、此は如何に? え〜・・・さて。数人の小学生もホットドッグを買っている。自由にかけられるケチャップとカラシを「これでもかー!」とかけている。あぁ、そんなにかけちゃダメだ! それじゃ辛いだけだ! というぐらいにかけている。一人が曰く「・・・あれ、お前は食わないの?」。見ると一人だけホットドッグを買っていない。答えて曰く「ロッカールームにお金置いてきちゃったからさ」 ・・・買えないんだろうな、と思う。お小遣い足りないんだろうな、と思う。それを聞いた他の小学生「じゃ、俺の一口食えよ!」「俺のも食えよ!」とみんなで一口ずつあげて・・・なんてハートウォーミングなドラマみたいな展開になる事は全くなく、現実の小学生は「うめー!」「かれー!」とか言いつつ自分らだけで食べる。ホットドッグを買えなかった少年は、ただ、その光景を見つめている。それを見ていて、あぁ、俺にもなんかこんな状況がむかしあった、とフラッシュバック。少年、大人になったら、腹一杯ホットドッグ食えよと思って。ホットドッグ買えなかった少年に幸あれ。


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