谷崎潤一郎には妻がいる。夫婦中がよろしくない。なので谷崎潤一郎は妻の妹と結婚しようとする(!)。妻は悩み谷崎潤一郎の友人、佐藤春夫に相談する。谷崎潤一郎の妻への佐藤春夫の同情は、いつしか愛情に変わってしまう(!)。でだ、えーと、佐藤春夫が谷崎潤一郎の留守中に家に訪れる。谷崎潤一郎の妻と娘、そして佐藤春夫の三人でサンマを食べている。その時のことを佐藤春夫が詩にしたのが「秋刀魚の歌」なんですってね・・・なんかすごくややこしい、めんどくさそうな状況。さんま苦いか塩っぱいか。そが上に熱き涙をしたたらせて、さんまを食ふはいづこの里のならひぞや。あはれ。


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