えーっと、戦前の横浜ホテルニューグランド初代総料理長を務めていた、パリから招かれたスイス人料理人サリー・ワイルさんが、体調を崩した欧州の銀行家のために作った料理、それがドリアのはじまりらしい・・・というのですが、日本人の感覚で言うと「なんでまた体調の悪い人にドリアなんて出すのさ」と思ったりしちゃったりして。あんなこってりした料理。けれども、この話を聞いて思い出した料理がありまして・・・それは「リーゾ・イン・ビアンコ」。えー、イタリア人の人は体調が悪い時に米をゆでて、粉チーズとオリーブオイルと塩で味付けしたものを食べるのだとか。それが「リーゾ・イン・ビアンコ」。たぶん日本のおかゆみたいなものだと思います。日本のおだしの味がイタリアだとチーズなのかな? ・・・ということで、僕のあくまで推測なのですが、サリー・ワイルさんが作ったのはリーゾ・イン・ビアンコだったのではないかいな? ・・・けどそれの名称が何故に「ドリア」になってしまったのかは謎っす。
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